


マカロンは本場のパリでも高価で、有名店では小さなマカロン4個で10ユーロです。奇麗な箱にでも入っているともっと高くなります。マカロンと言えば”ラデユレ”と返事が帰ってきます。しかし今では経営者が変わり、企業が運営しています。企業のシステムは、まず利潤をあげることです。値段はこれ以上あげられない高価さ。そこで質を微妙に下げ、美しい箱に入れて提案します。味の違いがあまりにも微妙なので、グルメしかわかりません。外見とブランドで引っ張られて、なんと列を作る人が多いのか、、、。私はこの写真のようなマカロン、口に入れると自分の意志とは関係なく解けてしまうよりも、さくさくと口当たりがして、味もしっかりしている素朴な、手作りのようなマカロンが好きです。7個で7ユーロでした。しかし私は人生の半分は有機農法の食品を食べているので、マカロンに入れる膨らし粉が口に残った気がしました。
次の写真は、フランスのバームクーヘンです。口の中で砂糖とケーキがミックスする、これがなんとも言いがたい。口に入った時、それぞれの素材の味が感じられ、唾液によってその素材がミックスされてゆく。この一瞬の過程がまさに最高の幸せなのですが、日本ではこの幸せは決して味わえないようです。
フランスの海外県マダガスカルのヴァニラ。なんと3ビンで5ユーロ。
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